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校長挨拶

introduction

学校長佐藤 克敏

令和4年度より、京都教育大学附属特別支援学校の校長に着任いたしました。元気な子どもたちの声を聞き、目一杯体を使いながら学ぶ子どもたちを見て、改めて学ぶことの大切さや尊さを感じています。新型コロナ感染症は、まだまだ油断できない状況ではありますが、子どもたちが安心して過ごすことができる学校であるよう心がけて参ります。

特別支援教育は、児童生徒の持っている力を見出し伸ばすことが基本であると考えます。そのためには、子どもたちの持てる力を見出し、持てる力を活かす工夫を考え、達成感や成就感を持てるよう認め励ますことが重要です。子どもたちが自信や興味を持って、自ら活動に取り組むことができる土台を作ることで、初めて学びが成り立ちます。学びに向かう力を高めることによって、自ら学ぼうとする子どもになり、自ら学ぼうとすることによって多くのことを学んでいくことができます。学ぶ姿勢や学ぶための土台を作ることが、学びのサイクルを成立させる第一歩であると言っても過言ではないと思います。また、持てる力を活かすという視点は、子どもに対してだけでなく、わたしたち大人に対しても重要なことであると考えます。お互いがお互いの持てる力を活かし認め合い協力することができれば、成果は単純に合わせた結果としてではなく、掛け合わせた結果として現れるのではないでしょうか。みんなが持てる力を発揮できチームとしての学校となれるよう努力していきたいと考えます。

今年度も、京都市、京都府の特別支援学校から新しい先生方を迎えました。教職員がチームとなり、保護者の皆様とスクラムを組んで子どもたちの教育に携わっていければと思っております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。